遅ればせ三度の食事の手習いを


一念発起
今までまともに調理をしたことがありません。日曜大工やガーデニングも苦手です。終活などという言葉をよく聞きますが、これではまずいと思いました。
昨年暮れぐらいから、築50年ほどの我が家の手入れを思い立ちました。柚子の木が3.5メートルくらいに高くなり、放っておけばまだ伸びそうです。女房が柚子を入れたお風呂を楽しみにしていますので、脚立に乗って枝を切りました。棘の鋭さと刺されたときの痛さは経験していますので、今回は調理用の耐熱手袋をちゃんとして。脚立の上の、座りながらの体重移動もうまくなりました。高枝切りバサミで下から切るやり方もあるんですが、意外と柚子の枝の生え際が太く、うまくいきません。てっぺんにいくほど、耐熱手袋をはめた手でグイッと枝を引き寄せ、ノコギリで切り落とす方が作業がはかどりました。また、万一作業中にバランスを崩して、脚立から落ちそうになった場合、耐熱手袋ならむんずと手近な幹なり太い枝をつかめば、身を守ることができます。高い脚立に乗って、しかも手には鋭い刃物が。脚立の足場の安定を確保し、十分安全な装備をすることが、高所の作業には必要ですよね。
二日がかりで、きれいに枝を切りそろえたら、理髪店に行って来たみたいにさっぱりしました。
続いてトイレのドアの締まりが悪くなったので、ネットの動画を見てやってみました。一応、ドアノブを分解してビスを締めなおそうと思ったわけです。甘かったです。ドアノブの分解は、トイレの内側から始めるみたいですが、外側から始めたせいでしょうか。ドアノブを外したら、なんかの拍子にドアがバタンと締まっちゃいました。内カギがかかった状態でどうにもなりません。表側のロックを解除するヤツも、分解したせいで動きません。茫然としました。万やむを得ず、トイレの裏にまわり、脚立を立て掛け、小窓から無理やりトイレに入り、カギを開けました。やれやれと思い、また作業にかかりましたら、またドアがバタンと締まりました。自分が情けなくなりました。洗濯機の洗剤のボトルなど、なにかドアの間に挟んでおけばいいものを・・・再度ドアノブの取り付けにかかり、無事作業前の状態に戻りました。ドアの締まりの悪さは前のままです。しかし、トイレの中の小窓にカギがかかっていなくてよかったです。
年はとっても腹は減ります。しかし、調理をしたことがありません。こんなことでは天罰を受けても文句をいえません。女房もだいぶ調理が大ごとになってきました。幸い、女房は栄養士です。調理学校の一年生にしては初々しさはありませんが、いろいろ教えてもらうつもりです。
時々、調理をメインに様々な記事をアップしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。